おらーほ便り10月号が届きました。

学生たちによる大学祭も終了し、大学は年度の終わりに向けて最後のまとめの時期に入ってきました。
大学祭では100人以上の方々のご来場をいただくことができ、学生たちの被災地支援活動のパネル展示熱心に見たり、一人ずつ話すのを聞いてくださいました。ありがとうございました。
また先日放送されたNHKラジオ東日本大震災音声アーカイブスを聞いてくださった方からも多くの感想をいただきました。ありがとうございました。
子どもたちにとって震災から7年間の時間の意味、支えられ続けること、聞き続けられ続けることが若者たちをどれほど勇気づけ、地域の復興につながる重要な活動であることを実感したということを多くの方々が感じてくださいました。
 今年は12月24日(月祝)にZOOカフェクリスマスと25日にゾンタハウスクリスマスの手伝いをするために、学生たちが訪問します。
 ZOOカフェクリスマススペシャルを一緒に過ごしてくださる方どうぞ、山田町までお出かけください。

こども福祉研究所理事長 森田明美
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おらーほ便り10月号をお届けします。
(おらーほ7年1か月目、震災から7年8か月)
 
①ゾンタハウスの様子  9月15日から17日の3日間、やまだの秋祭りが行われました。山田八幡宮と大杉神社という山田町の大きな二つの神社の例大祭がこの3日間で行われ、この期間の山田町は特に活気があり、朝から夜まで賑やかです。私も毎年、このお祭りを見に行きますが、本当に楽しいです。 今年も東洋大学森田ゼミの学生の皆さんと一緒にこのお祭りを見に行きました。1日目の夜は夜店に行きました。今年もたくさん出店していて楽しかったです。 2日目はお神輿を見るため八幡宮に行きました。夜の山田八幡宮には、お神輿がおさまるところを見ようとする人々がたくさんいます。山田町にはこんなに人がいたのかというくらい集まります。改めて、山田町民のお祭り愛の強さを感じました。
3日目は大杉神社のお神輿を見に行きました。こちらは全国でも珍しい海上渡御が行われます。船までお神輿を運び、その船でお神輿は山田湾を一周します。お神輿を担いだまま海に入り、船までお神輿を運ぶ姿は今年も圧巻でした。同級生がお神輿を担ぐ姿を見て、自分たちも大人になったのだと感じました。夜には、お神輿がおさまるところを見ました。最後まで見ることができてよかったけれど、お祭りが終わってしまうのが寂しかったです。 今年も最後までお祭りを見ることができてよかったです。来年もぜひみんなと見に行きたいです!(記:髙村)

②Z00cafeメンバーの新生活(湊日和) 私は、岩手県立宮古高等看護学院に入学しました。コミュニケーションや解剖学などの基礎だけでなく、疾患についても学んでいます。 入学して半年が経ち、学校にも慣れてきて毎日が楽しいです。勉強ではそれぞれ難しいところと得意なところがあるので、友達と補うように教え合っています。 9月の後半に、3日間病院実習に行きました。この5か月間で学んだことを活かせるよう頑張りました。思うように行動できなかったり学習したことを実践することができなかったり、課題がたくさん見つかりました。  放課後はゾンタハウスに通い、スタッフの方や小中学生と会話して元気をもらっています。