おらーほ便り7月号が届きました。

おらーほ便り7月号をお届けします。(BCCでお届けします)

暑い夏が続きますがいかがお過ごしですか。私は7月に福島の母子家庭の子どもたちとの2泊3日の合宿に加えて、西日本集中豪雨や夏のボランティアなどの学生の体験の準備などに奔走してたのはいいのですが、すっかり夏バテ状態で、夏休み本番にはいったら若者たちに頼りきっている毎日です。おらーほ便りも遅れてしまいました。申し訳ありません。
学生も、被災地の若者たちがいろいろな活動を自分たちで協力しあいながら展開をさせています。
8月26日(日)に仙台レインボーハウスで開催した意見交換会も、山田町ゾンタハウスからは5人が参加し、25日に実施したZooカフェのことと自分たちの今について報告をしました。当日は朝5時山田町発のバスで仙台入りをし、報告や討議への参加が続いたにもかかわらず、夕方会場の片付けと交流会が終了した後、学生たちが帰京する最終新幹線までの時間に宿泊する山田町ゾンタハウスの女子を中心になんと簡易バレーボール大会が開かれ、「冷房の効いた体育館で夜のバレーボールができるなんて最高!」という若者たちです。朝5時から夜9時までフル活動ができるなんて、 恐ろしい体力にびっくりでした。
意見交換会は東洋大学森田ゼミ生が議論で大活躍。若者たちが主体的にかかわるかたちで充実した議論を展開させることができました。いつか「2泊3日くらいずっと話をし続ける」ような合宿がしたいという意見も出てきていました。私にとってはいつまでこうした若者たちの意見表明を支え続けられるか不安になった一日でした。話をするというのは聞く人の存在も重要です。猛暑の中、東京などから仙台まで参加のために来てくださった大人のサポーターの方々本当にありがとうございました。
次回のおらーほ便りでその内容もお知らせします。

東洋大学 森田 明美

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おらーほ便り7月号

(おらーほ6年10か月目 震災から7年5か月)

①最近のゾンタハウスの様子
7月といえば七夕ということで、ゾンタハウスには願い事を書く用紙と笹が準備されました。
小学生や中学生が勉強し終わった後に、それぞれの願い事を書いて笹につるしていきました。
「サッカーせんしゅになりたいです」
「中間テストで良い点が取れますように…」
「テニスが上手くなりますように!」
など、みんなの願い事によって、笹がカラフルになりました。
ある小学生はみんなの願い事を把握していたようで、願い事が叶う度に「叶ってよかったね」と言ってくれました。
山田も暑い夏です。ちょうどこの時期たくさんのフルーツジュースやお菓子の寄付が続き、みんなのテンションが上がっています。おいしいものは、気持ちも豊かになります。毎年ありがとうございます。

②Z00cafeメンバーの新生活(佐々木麗緒)
私は、盛岡大学文学部児童教育学科に入学しました。
7月はいろいろなイベントがあり、大忙しでした。
1つは誕生日です。7月に誕生日を迎え19歳になりました。大学入学前からの友人や新しくできた友人など、たくさんの人に祝ってもらいました。今の自分がいるのはたくさんの方々に支えられてきたからだと思います。ありがとうございます。ラストティーンを楽しみたいと思います。
2つ目はテストです。入学して初めてのテストがありました。とても大変でした。高校までの教科と違い、自分の将来の夢へのテストなので少し緊張しました。今までゾンタハウスに行き、みんなで勉強していたので、一人で勉強するのは簀k、押し寂しかったです。ゾンタハウスで勉強していた日々がとても懐かしく思いました。はやくゾンタハウスのメンバーに会いたいです。
3つ目はさんさ踊りです。今まで空き時間や放課後、休日などに、たくさん練習してきました。楽しいことだけじゃなく、辛いこともありました。しかし、仲間や先輩たちと共に練習を頑張ってきました。8月3日の本番は、あっというまに終わりました。沿道には、私たちの盛大さんさを見に来てくれたたくさんのお客さんがいて、とても楽しかったです。ゾンタハウスに通っていた同級生や後輩も見に来てくれました。嬉しかったです。結果は、盛岡大学が最優秀賞をとることができました。さんさが終わってしまい寂しい気持ちもありますが、9月には山田町のお祭りもあるので今から待ち遠しいです。みなさんもぜひ来てください。