おらーほ便りが届きました。

おらーほだよりをお届けします。
震災の時小学校5年生、おらーほ開設の時には小学校6年生だった山田町の子どもたちが今年の成人式の主人公でした。
ゾンタハウスの街角ギャラリーで小学校6年生を過ごし、そしてやっと中学になっておらーほに登場した子どもたちは、おらーほでの様々な活動の中心にあり、
東日本大震災子ども支援ネットワークの活動にも積極的に参加し、東日本大震災という、私たちが災害からの復興という課題への向き合い方を教えてくれたよきパートナーでもありました。
今年は短大を卒業して働き始める人もあり、これからどんなキャリアを積んでいくのか楽しみです。
3月4日(水)11時~13時に、今年も東京国会議員会館で恒例の東日本大震災子ども・若者報告会を実施する予定です。
1か月前になり会議室などの詳細が決まりましたら改めて皆さんにご報告します。
ゾンタハウスの若者たちも報告会に参加予定です。
皆様どうぞ応援にいらしてください。

こども福祉研究所理事長
森田明美

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(おらーほ開設8年3か月目、震災から8年10か月)

岩手県山田町成人式の様子とゾンタハウス育ちの新成人メッセージ

1月12日に、私たちの地元 山田町でも成人式が開催されました。最近見た顔も久しぶりに見た顔も、綺麗な振袖やかっこいいスーツを着こなし、みんな大人になったなあと感じました。幼い頃に戻れないという寂しさも感じつつ、みんなの成長を嬉しく感じました。
お世話になった鈴木さんに会うと、なんとも言えない不思議な気持ちになりました。出会ったばかりの頃は鈴木さんは大人で自分たちは子どもだったのに、今ではお互いに大人です。とても不思議です。しかし、私たちが大人の仲間入りをしても鈴木さんは変わりませんでした。相変わらず、孫と祖父のような関係です。その温かさを感じ、これからは鈴木さんにも恩返ししていかなくてはならないなと感じました。
家族や友人、遠くからも応援してくださる森田先生や森田ゼミ生の皆さんなどたくさんの方に感謝をする日になりましたこれからもその感謝を忘れずに、大人としての自覚を持ち、日々精進していきたいと思いました。(上沢りえ)

無事に成人式を迎えることができ嬉しく思います。成人式で久しぶりに沢山の友達に会いました。みんな大人になっていて嬉しくもあり寂しくもありました。みんなに会えて、少しだけ昔に戻った気持ちになれました。ずっと仲が良かった友達やあまり関わりのなかった友達とも沢山話すことが出来ました。
私は今年で学校を卒業し社会人になります。今まで支えてくださった方々に感謝し、思い出や経験を糧に仕事を頑張っていきたいと思います。(小林未空)

無事成人式を迎えることができました。これまで楽しく元気に過ごしてこれたのは、たくさんの人の支えや見守ってくれる人がいるからだと改めて感じました。たくさんのありがとうを伝えたいです。
大人の仲間入りをし、これからいろいろなことがあると思うけど、支えてくれているたくさんの人がいることを忘れずに頑張っていきたいです。(佐々木麗緒)

二十歳になった実感はあまりないけど、成人式を迎えて改めて大人の階段を登ったなと感じました。成人式で久しぶりにたくさんの友達に会い、山田って本当に良いところだなと思いました。また、山田に生まれてよかったと思いました。これからは大人の一人として立派な社会人になりたいです。
二十歳まで育ててくれた親や、これまで一緒に切磋琢磨してたくさんのことを乗り越えてきた友達に、感謝したいです。(髙村侑奈)

中学1年生の時にゾンタハウスに通い始めた私たちは今日、成人式を迎えることができました。成人式で久しぶりに会った友人達は昔と変わらない部分もあったり、成長した部分もありました。1番迷惑をかけた祖母にも振袖姿を見せることができてよかったです。たくさんの支援からここまで成長することができました。これからも自分の夢を忘れずに頑張っていこうと思います。(湊日和)