三隅佳子さん追悼

 我がメンター、尊敬する大先輩、そして朋友、三隅佳子さんが9月7日、満84歳のお誕生日にご逝去なさいました。
 三隅佳子さんは、1993年、国連ウィメン日本協会の前身であるユニフェム日本国内委員会の設立に参画され、以来一貫して、開発途上国を中心とする女性と少女の人権を保障し、未来を拓く活動に携わって来られました。国連ウィメン日本協会副理事長としても全国のリーダーとしてご活躍されました。日本で唯一北九州市において、ふるさと創生基金を女性の活躍振興に充てるという快挙も主導されました。
 国際ゾンタ26地区においても女性の地位委員長(原菊子ガバナー)、LAA委員長(山本蒔子ガバナー、上田トクヱガバナー)、アドボカシー委員長(三宅定子ガバナー)、国連委員長(豊田由起子ガバナー、真鍋洋子ガバナー)という重要なポジションの役割を全うされました。
 日本中のゾンシャン達のアドボカシーに関する基本知識の周知には情熱を持って取り組まれました。笑顔でゲームのように進めてくださったセミナーを昨日のことのように思い出されるゾンシャンも多いのではないでしょうか。
 彼女が残してくださった宝物を大切に、日本のゾンシャンが世界中の女性や子供達の幸福に向けて努力し続けることをお約束し、追悼の記といたします。

国際ゾンタ26地区ガバナー 木下彰子