アメリア・イアハート奨学金
アメリア・イアハート(Amelia Mary Earhart、1897年7月24日~1937年7月2日)は、ゾンシャンであり、世界で初めて大西洋単独横断飛行したアメリカの女性飛行士です。
1938年、国際ゾンタは彼女の偉業を称え、伝統的に男性が支配してきた航空宇宙科学と工学の分野において、大学院で研究している有能な女性を支援する目的で、アメリア・イアハート奨学金制度を設立しました。
設立以来、国際ゾンタは世界70か国1079人の女性研究者に対して、総額で930万ドルを授与してきました。
多くのアメリア・イアハート奨学生の卒業生たちは、宇宙飛行士、航空宇宙技術者、惑星科学者、教授、CEO等、国際社会のリーダーとして大きな活躍をしています。
ぜひ我が国からも、山崎直子氏(2012年よりゾンタ国際名誉会員)に続く、素晴らしい女性を世界に送り出したいものです。
※ 26地区における、過去に国際ゾンタアメリア・イアハート奨学金に応募した大学
東北大学・東京大学・早稲田大学・東海大学・名古屋大学
ジェーン・М・クローズマン奨学金
ジェーン・M・.クローズマン奨学金は、アメリカのゾンタクラブの会員、企業家ジェーン・M・クローズマン(1990~1995.パーラメンタリアン)の遺贈をもとに1997年に設立されました。1998年からジェーン・M・クローズマン ビジネス界の奨学金(以下 JMK奨学金)として授与されています。国際ゾンタの目標である女性の地位向上の目的の重要な位置付けのひとつとして、企業家を目指す若い女性を応援するために、JMK奨学金は活用されています。国際ゾンタは経営学とその関連領域を学んでいる女性のビジネス界での指導的地位を目指すことを奨励しています。
日本はジェンダーギャップ指数(男女平等)が、2017年では144ヶ国中、114位にランクされました。評価基準の問題はありますが、政治経済の分野での女性の活躍がこれから期待される所です。今後の経営学/経済学における女性の進出/指導的地位での活躍を多くの女性にめざしていただきたいと思います。
実業の分野に志高く挑戦する若い女性の応募をお待ち申しあげております。
2020年度ジェーン・M・.クローズマン奨学金募集要項をご覧下さい。
若い女性のための社会事業賞(YWPA)
1995年、「北京宣言及び行動綱領(第4回世界女性会議)」が採択された当時、世界の女性議員の平均はわずか11%。今日、2016年6月1日現在で、世界の国会議員の女性が占める割合は22.7%を占めています。この数字は過去21年間で倍増しておりますが、女性の政治参加とジェンダーの平等という面では世界各地で未だに多くの障壁があります。
ゾンタ・インターナショナルは、すべての人類に利益をもたらす持続可能な変化をもたらすために、女性は意思決定過程に平等に参加しなければならないことを認識し、1990年にYWPA賞「若い女性のための社会事業賞」を創設しました。
この賞は、優れたリーダーシップスキルと公的奉仕、市民のための活動を行っている16歳~19歳の女性たちの活躍をたたえ、この若い女性たちが公的・政治的な活躍を継続できるよう奨励するものです。