2024-2026年期、国際ゾンタ26地区(日本)のガバナーを拝命いたしました鳴門ゾンタクラブの和田津美智代でございます。国際ゾンタはジェンダー公平を求め、女性と少女の幸せのために活動を始めて今年で105年目を迎えます。私たちは国際奉仕プログラムとして、国連と協働して途上国の女性を励まし支えるプロジェクトを支援し、一方でゾンタ独自の奨学金制度によって、世界中でリーダーとして活躍する女性を応援してきました。

しかし昨今、世界中で紛争や戦争が勃発し、気候変動による自然災害の多発によって、社会情勢はとても不安定で深刻です。そのような状況下においては、私たちの意に反して女性を取り巻く状況が急激に悪化し、女性の権利に関する成長の兆しが見られた国でも、その動きが後退する事態が起きており、ゾンタの活動のニーズはますます高まっていると感じています。

浅野万里子直前ガバナーは、コロナ禍で停滞していた全てのゾンタ活動でWAVEを起こすことを試みられ、26地区は再び活力を取り戻しました。その成果を受けて、今期は「手を取り、心を繋ぎ、ゾンタのバトンを次世代へ」をスローガンに掲げています。起こったWAVEを消さないように目的地まで到達させるために、26地区の皆でゴールに向かって手を取りゾンタスピリットで結束して、女性と少女の幸せに繋がる活動を次世代のゾンシャンへ引き継ぐために、今、私たちができることを尽くそうというメッセージを込めました。

今期は、2025年4月に初めて26地区がホストを務める第3回アジア地区間会議を開催いたします。日本を含むアジア地域の5つの地区14か国から仲間が集い「手を取り」女性と少女のためにできることを協議して「心を繋ぎ」、26地区がリーダーシップを発揮して、世界へ向けて発信する大変貴重な機会となることでしょう。

ゾンタのメンバーのみならず、私たちの活動に関心を寄せていただける皆様には、是非、各地で開催されるゾンタのイベントにお越しいただき、私たちの良き理解者、協力者になっていただき、次世代にとって望ましい未来を引き継げるよう、私たちの手を取っていただければ幸いでございます。

今後とも国際ゾンタ26地区の活動にご支援ご協力をお願い致します。

国際ゾンタ26地区ガバナー 和田津美智代
(鳴門ゾンタクラブ)