国際ゾンタ26地区からのお知らせ

「おらーほ」より10月の報告

11月に入り、ゾンタハウスは推薦入試を控えた高校3年生が大勢いる年にあたっているので、緊張した日々を送っています。
今月だけはzoo cafeもお休み。
全員が希望する進路に進めるといいですね。
来月にはうれしい報告ができることを願っています。

そこで、今月は東洋大学森田ゼミが今年も参加した9月16-18日に開催された山田祭りの準備と当日の様子を報告します。

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おらーほ6年1か月目 震災から6年8か月

〈山田祭り〉
岩手県山田祭りは2017年9月16~18日の間に行われました。
山田八幡宮神幸祭と大杉神社神幸祭からなる「山田祭り」は、町を練り歩く八幡様の暴れ神輿と、神輿を担いだまま海に入る大杉様のおしおごりが魅力の三陸を代表する勇壮な祭りです。
神輿は神楽や虎舞、鹿舞などを従え、豊作や人々の幸福を祈りながら町を巡行しており、朝から晩までこのような郷土芸能が巡行し、町はお祭りムード一色となっていました。

東洋大生はこのお祭りに全日程参加しました。今回、台風の影響で高波であったために神輿を担いだまま海に入る大杉様のおしおごりは中止となってしまい、
また、大雨によって床下浸水をしてしまった家もあり、去年と比べるとお祭り参加者は少なかったそうです。地元の方たちはこの日のために舞や八木節、さんさ踊りなどを夜遅くまで練習し、
お祭り当日は4時に起床したという方までいらしたそうで町総出で盛り上げようとしている姿に感動しました。

東洋大生もこのお祭りに朝から参加し、法被や打楽器を貸していただき神楽とともに巡行しました。また、神楽の小太鼓も特別に叩かせていただき、とても貴重な経験をさせていただきました。
巡行中にはたくさんの方が声を掛けてくださり、山田町に伝わる文化や伝統を学ぶことができました。お祭りの休憩時間には地元の方たちと一緒にカレーライスとお刺身をいただき、親睦を深めました。
高齢者施設ながめの職員の方ともお話をし、震災後の山田町の様子や人々の心の変化についてのお話をしてくださいました。
休憩後、インタビュー準備のために東洋大生は一度ゾンタハウスに戻りましたが、先ほどまで共に巡行していた神楽がゾンタハウスの中にも来てくださり、舞を披露してくださいました。
ゾンタハウスの中からみる神楽や舞はとても迫力あるもので一瞬にして空気をかえてしまい私自身とても感動しました。ゾンタハウスに一緒にいた高校生も神楽が近づいてくるとわくわくしたような様子で
「神楽きましたよ!虎舞もいる!」と教えてくれ、巡行が見えなくなるまで外に出ていました。このお祭りのために一時的に帰ってきた同級生を見つけてはすぐに駆け付け、
お互いに報告をし合っている高校生同士の嬉しそうな姿がとても印象に残り、目には見えない「絆」を感じられたように思いました。
伝統や文化を守り、町の復興や人と人との絆を大切にしていこうという地元の方々の「想い」がこの山田祭りから感じられました。また、地元の方々の熱意とパワーを感じたとともに「生きる力」をも感じました。お祭りならではの活気に満ち溢れ、普段の山田町とは異なる雰囲気を味わうことができ、二日間とても楽しい時間を過ごすことができました。そして、たくさんの方の「笑顔」を見ることができ、
また一歩、山田町の復興を感じることができました。(瓜生、松川記)
    

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